株式公開おすすめアイテムとは

 株式公開おすすめアイテムでは、株式上場・株式上場に関わるアイテム(書籍・ソフト等)について、評価ランク・発行日・ページ数・目次・評価等で紹介します。

 なお、株式公開を目指す企業に必要とされる公開準備作業実務の解説や市場の最新情報等については、以下のサイトを御覧ください。

株式公開入門Navi・・・株式公開準備作業実務の解説
株式上場実務Navi・・・株式公開の最新情報・知識・経験談
IPOコンサルタントサーチ・・・株式公開コンサルタント検索エンジン
株式公開入門Blog・・・株式公開ニュースや更新情報等

 

ざっくり分かるファイナンス

評価: ☆☆☆☆★

2007年4月発行

 目次    全238P

 

  1. 会計とファイナンスはどう違う?
  2. ファイナンス、基本のキ
  3. 明日の1万円より今日の1万円~お金の時間価値
  4. 会社の値段
  5. 投資の判断基準
  6. お金の借り方・返し方

 

 タイトル通り「ファイナンス=財務」について書かれている本です。株式公開では今までの間接金融(銀行借入)から直接金融(株主出資)へと資金調達の方法が大きく異なってきますが、その際には株主資本コストや負債コスト等の知識を持っていたいものです。また、「お金の時間価値」による投資判断として、NPV法やIRR法も簡単に書かれていますので、この辺りの知識が少ない株式公開準備担当者や財務担当者が、これらの知識を得るためには良い本だと思います。

 

取締役・執行役・監査役実務のすべて

評価: ☆☆★★★

2008年3月発行

 目次    全735P

 

基礎編

  1. 取締役の基礎知識
  2. 執行役の基礎知識
  3. 取締役・執行役の活動範囲
  4. 監査役の基礎知識
  5. 監査役の活動範囲
  6. 監査役の業務

応用編

  1. コーポレートガバナンス
  2. 事業再編への対応
  3. 敵対的買収への対応
  4. 新会計基準およびディスクロージャーへの対応
  5. 株主代表訴訟への対応
  6. 会社法への対応
  7. システム監査への対応
  8. 情報セキュリティへの対応
  9. 経営者不正への対応
  10. 内部統制報告制度への対応
  11. 取締役会議事録例
  12. 監査報告書事例

 

 評価は『入門者向けとしては』で考えていますので『☆☆』ですが、これから株式上場会社になるであろう上場準備会社の役員さん達には、この本を読んで取締役や監査役にはどんな活動や責任が求められるのか勉強して頂きたいです。

 ただ、あまり会社法や読書に不慣れな方が、いきなり読むには厳しいかもしれませんが。(内容的もボリューム敵にも) 

 株式上場を目指すのならば、疑問や問題が起きたときに直ぐに調べられるように、この類の書籍一冊は本棚において置くべきでしょう。うっかり会社法に違反してしまっては、上場も危うくなってしまいますから。

 

経済財政白書-平成20年度-

評価: ☆☆★★★

2008年8月発行

 目次    全274P

  1. 世界経済の変動と日本経済
  2. 企業・家計のリスク対応力
  3. 高齢化・人口減少と財政の課題

 

 内閣府から出されたもので、サブタイトルが『リスクに立ち向かう日本経済』となっています。世界経済が停滞する中で、『短期リスク』として『世界経済の変動と日本経済』、『中期リスク』として『企業・家計のリスク対応力』、、『長期リスク』として『高齢化・人口減少と財政の課題』の3つの視点から日本経済を取り巻く『リスク』を軸に分析が行なわれています。

 

新規開業白書-2008年度-

評価: ☆★★★★

2008年6月発行

 目次    全292P

  1. 2007年度新規開業実態調査の概要
  2. 地域経済に貢献する新規開業
  3. 農村女性の企業活動
  4. 事例編
  5. 資料編

 

 国民生活金融公庫総合研究所が、『新規開業実態』を調査した内容になっています。新規開業の際の資金調達方法・開業費用・開業時年齢等の調査結果がグラフで書かれています。後半の、資料編では、経営者へのアンケート結果が掲載されています。

 3部では農村地域における女性の企業活動、事例編では開業者のインタビュー記事などが書かれています。

 

株主総会の進め方<第2版>

評価: ☆☆☆★★

2009年1月発行

 目次    全238P

  1. 総会運営の目的
  2. 総会の基礎知識
  3. 提示総会までのスケジュール
  4. 招集通知の作成
  5. 総会運営、八つのポイント
  6. 総会のシナリオとリハーサル
  7. 総会当日と総会後の事務

 

 目的・スケジュール・シナリオと株主総会の一通りが、コンパクトにまとめられています。内容も容易に書かれており、読み安くなっています。文庫本サイズになっています。

 株主総会の運営に関わるようになり株主総会の全体的な概要を知りたい方や新たに取締役になった方、再度総会関連の法令を確認したい方などにおすすめです。

 

中小企業の「M&A活用」マニュアル

評価: ☆☆☆★★

2008年1月発行

 目次    全230P

  1. M&Aってなに・目的は
  2. M&Aの手法は
  3. 会社を売る・買うにあたっての検討ポイントは
  4. M&Aの進め方は
  5. 会社の値決めのポイントは
  6. M&Aの労務ポイントは
  7. M&Aの法務ポイントは
  8. M&Aの税務ポイントは
  9.  

     M&Aというと上場企業の株式の買取り合戦のようなイメージもありますが、実態は後継者不足などを原因として未上場企業がその6~7割を占めています。当該書籍は、題名通り中小企業のM&Aに特化し解説されていますので、売る側としてまたは買う側としてM&Aに興味がある中小企業の経営者向けとして分かり易く書かれています。

     ただ後半は、労務や税務などの手続や書類等に関する専門チックな内容になるので、普段あまりこのあたりに携わらない方にとっては、とっつき難いかもしれません。

     

ベンチャーキャピタル資金調達術

評価: ☆☆☆★★

2006年2月発行

 目次    全223P

  1. ベンチャーキャピタルのビジネスモデル
  2. 各ベンチャーキャピタル別の傾向と対策
  3. ベンチャーキャピタル投資の条件
  4. VC投資の事業計画書の見方【戦略編】
  5. VC投資の事業計画書の見方【財務編】
  6. いつ誰にいくらの株式を持たせるの計画
  7. 起業家が損をしないための資本政策の極意
  8. ベンチャーキャピタルとの交渉
  9. 資金繰り対策

 

 著者は、ベンチャーキャピタル・CFO・監査法人勤務の経験があり、その経験から「ベンチャーキャピタルとは何」や「資金調達を成功させる秘訣」が書かれています。内容は分かり易く書かれており、ベンチャーキャピタルから資金を得たいと思われている経営者やCFOなどは、ベンチャーキャピタルと交渉と始める前に当該書籍を一読し、相手を知ったうえで交渉を始めると有利に進むかもしれません。

 

 

 著者である石割由紀人公認会計士にインタビューを行なっておりますので、こちらも参考にして下さい。

株式上場実務Navi:VCからの資金調達術

 

[新版]経理規程と実務マニュアルの作り方

評価: ☆☆☆☆★

2008年10月発行

 目次    全303P

  1. 内部統制、新会計基準、会社法に対応しよう
  2. 経理規程の基礎知識を押さえよう
  3. 経理規程・マニュアルの作成手順を知っておこう
  4. 経理規程・マニュアルを活用しよう
  5. 実際に規程を作成してみよう
  6. 実際にマニュアルを作成してみよう

 

 経理規程と実務マニュアルの作り方の最新版になります。大まかに、関連法令の変更点や関連性などにも触れ、各規程毎に注意点なども書かれていて分かり易いです。また、規程・マニュアル・帳票等のモデルも多くあり、規程作りに役立ちます。

 

決算書の暗号を解け!

評価: ☆☆☆★★

2008年2月発行

目次    全222P
1.会計利益を信じてはいけない!
2.財務諸表はこう読み解く
3.インチキ利益を見抜くための下準備
4.アナリスト目線で全体のイメージをつかむ
5.会計士目線で財務諸表を読みこなす
6.投資家目線で判断する

 投資家が投資先を選定する際に、決算書をどう読むのかという目線から書かれています。「このような数値や分析値がいい会社」というよりも、「この会社は粉飾していないか・怪しい会計処理をしていないか」を見極める方法が中心。「簿記3級をもっていなくても分かる」という触れ込みだが、そこまではどうか疑問ですが、読み易いことは確かです。

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資本政策立案マニュアル

評価: ☆☆☆☆★

2008年7月発行

目次    全341P
1.資本政策の基礎
2.資本政策の作成
3.ベンチャーキャピタルからの資金調達
4.公開準備としての監査法人・証券会社の選定

 資本政策の解説書というと難しく読みにくいイメージがあり、また社内で資本政策の知識をどこまで押さえるべきか疑問もあります。しかし当該書籍は、資本政策の解説がメインではありますが、ベンチャーキャピタル側の思惑や出資判断のポイントも書かれておりますので、ベンチャーキャピタルからの出資を望む方には、これを読んでから交渉等をすることをおすすめします。

 著者である石割由紀人公認会計士にインタビューを行なっておりますので、こちらも参考にして下さい。

株式上場実務Navi:資本政策立案マニュアル

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