会計・経理の最近のブログ記事

ざっくり分かるファイナンス

評価: ☆☆☆☆★

2007年4月発行

 目次    全238P

 

  1. 会計とファイナンスはどう違う?
  2. ファイナンス、基本のキ
  3. 明日の1万円より今日の1万円~お金の時間価値
  4. 会社の値段
  5. 投資の判断基準
  6. お金の借り方・返し方

 

 タイトル通り「ファイナンス=財務」について書かれている本です。株式公開では今までの間接金融(銀行借入)から直接金融(株主出資)へと資金調達の方法が大きく異なってきますが、その際には株主資本コストや負債コスト等の知識を持っていたいものです。また、「お金の時間価値」による投資判断として、NPV法やIRR法も簡単に書かれていますので、この辺りの知識が少ない株式公開準備担当者や財務担当者が、これらの知識を得るためには良い本だと思います。

 

決算書の暗号を解け!

評価: ☆☆☆★★

2008年2月発行

目次    全222P
1.会計利益を信じてはいけない!
2.財務諸表はこう読み解く
3.インチキ利益を見抜くための下準備
4.アナリスト目線で全体のイメージをつかむ
5.会計士目線で財務諸表を読みこなす
6.投資家目線で判断する

 投資家が投資先を選定する際に、決算書をどう読むのかという目線から書かれています。「このような数値や分析値がいい会社」というよりも、「この会社は粉飾していないか・怪しい会計処理をしていないか」を見極める方法が中心。「簿記3級をもっていなくても分かる」という触れ込みだが、そこまではどうか疑問ですが、読み易いことは確かです。

| コメント(0)

財務3表一体理解法

評価: ☆☆☆★★

2007年8月発行

目次    全238P
1.会計は難しくない
2.財務3表の構造を知ろう
3.財務3表一体理解法~基礎編
4.決算書を読み解くツボ
5.新会計基準もわかる 財務3表一体理解法~発展編

 上場企業を目指すとなれば、財務関連の担当者だけでなく、経営陣や上位役職の方も財務3表(損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書)を読めるようにならなければなりません。とはえい、なかなか簿記を一から学ぶのも大変です。
 当該書籍は『簿記を勉強しなくても』を謳い、内容も基礎的なものが多く、具体例を示しながら書かれているので、これから一から学びたいと言う人にはおすすめです。

| コメント(0)

株式上場の会計・開示Q&A

評価: ☆☆☆★★

2006年12月発行

目次    全225P
1.会計制度に関するQ&A
2.連結財務諸表に関するQ&A
3.上場準備中の企業再編に関するQ&A
4.売上計上に関するQ&A
5.賃金、ストック・オプションに関するQ&A
6.原価計算に関するQ&A
7.金融商品会計に関するQ&A
8.減損会計に関するQ&A
9.ソフトウェア・研究開発費に関するQ&A
10.税効果会計・退職給付会計に関するQ&A
11.その他会計上の論点に関するQ&A
12.上場審査上、気になる事項に関するQ&A
13.開示・申請書類に関するQ&A
14.特殊ケースに関するQ&A

 株式上場を目指すに辺り、大きな課題の会計・開示について、実務でよく迷う箇所を中心に解説されています。監査法人との打合せ前の予備知識として、事前に読むのにもよいと思います。
 ただし会計等についてある程度の知識が無ければ、理解するのが難しい内容になっていますので、初心者には不向きです。月次決算を自身で組める程度の知識や経験は必要と思われます。

| コメント(0)

月次決算の進め方

評価: ☆☆☆☆★

2005年12月発行

目次    全200P
1.月次決算の内容と予算編成
2.事業部・事業所の月次決算
3.経理・財務部門の月次決算
4.月次決算による経営実行
5.週報を経営に活かす
6.月次決算の注目点

 株式公開を目指している企業の経理・財務部門の方で、月次決算の方法・経営会議等への報告方法などで戸惑っている人におすすめです。単なる制度会計(会社法・金商法)を解説しているのではなく、実務家が実務を語っているので実践において役立つことが多く書かれています。
 

| コメント(0)

新会社法における会計と計算書類

評価: ☆☆★★★

2007年2月発行

目次    全177P
1.会社法と会計の沿革
2.会計と会計帳簿
3.計算書類の種類と概要
4.貸借対照表
5.資産の区分と評価
6.負債の区分と評価
7.純資産の区分と変動処理
8.株式会社の剰余金の分配等
9.持分会社の純資産と配当等
10.損益計算書
11.収益及び費用
12.株主資本等変動計算書
13.注記表

 以前紹介した、『実例でわかる新しい決算書のつくり方』と比べ、重要な改正ポイントを、必要最小限の解説により書かれています。当該書籍にも書かれていますが、公認会計士・税理士・会計担当の実務者などの会計の専門家向けの内容です。

| コメント(0)

面白いほどよくわかる決算書の読み方

評価: ☆☆★★★

2007年1月発行

目次    全238P
1.貸借対照表は色眼鏡で見てみよう
2.損益計算書の数字は並べてみよう
3.キャッシュ・フロー計算書は会社の思想を創造しながら見てみよう
4.知っておくと役立つよく出てくる指標
5.ちょっとだけ気をつけたい連結財務諸表のツボ
6.決算書の情報を読み取るポイント

 貸借対照表、損益計算書やキャッシュフロー計算書の仕組みや読み取り方、よく聞く耳にする指標の解説などが図解入りで書かれています。
 内容としては、初歩的なものがほとんどで、経理や簿記を始めたばかりの人やこれから始める人向きです。
 ある程度実務経験がある人には、時間とコストのムダになるかもしれません。(あまりにも基本的項目ばかりで、、、)

| コメント(0)

実例でわかる新しい決算書のつくり方

評価: ☆☆☆★★

2006年10月発行

目次    全268P
1.会社法が会計制度をガラリと変えた
2.貸借対照表と損益計算書のつくり方
3.株主資本等変動計算書のつくり方
4.剰余金の配当と分配可能額
5.注記表のつくり方
6.計算書類に係る付属明細書のつくり方
7.事業報告とその付属明細書はどうするか
8.計算書類と決算スケジュール
9.用語の定義集

 会社法に関する書籍は数あれど、決算書(計算書類)の作成方法に特化している書籍はまだ多くはなく、当該書籍は有り難い一冊です。
 専門的な内容を扱っている割には、読み易くジョーク?も交じっているなど、堅苦しさをあまり感じさせず、苦にならずに読み進められた。
 ただ、当該書籍を読むには、旧商法のある程度の理解が必要(商法と会社法との比較による説明が多い)と思われます。

| コメント(0)

直観でわかる決算書の読み方

評価: ☆☆★★★

2006年2月発行

目次    全230P
1.3つの経済活動という基礎
2.3つの決算書は何のためにあるのか
3.経営活動にかかわる会計科目
4.投資活動にかかわる会計科目
5.財務活動にかかわる会計科目
6.経営分析のポイントと手順
7.新しい会計基準の知識

 当該書籍の最初に、読者対象者として1~2年目の初心者と書かれている通り、内容的には基本項目が中心です。特徴としては、会社の会計を家計に喩えて説明しています。
 私には多少知識が付いているので、初心者の方に『家計に喩える』ということが、わかりやすいのかがよくわかりませんが、残念ながら当該書籍は、会社法に対応していませんので、どうせ学ぶなら他の書籍を、、、かと。

| コメント(0)

2010年10月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

関連サイト

株式公開入門Navi
株式公開を目指す企業のために準備作業を解説・最新情報を提供


株式上場実務Navi
株式上場を目指す企業のために最新情報や上場経験談等を提供


内部統制入門Navi
内部統制/J-SOX法の概要や構築方法の解説


株式公開入門Blog
上場準備作業実務経験談・ニュースや身近な出来事を題材に公開


株式公開おすすめアイテム
株式上場に関わる書籍やソフトの紹介


IPOコンサルタントサーチ
IPO支援機関サイトに特化した検索エンジン


株式公開入門Navi~更新履歴~
株式公開入門Naviの更新履歴を記録


Movable Type更新履歴
Movable Typeの更新履歴を記録(備忘記録)


株式公開What's New
各サイトの最新更新情報


IPO Web Search
IPOに関わるサイト・ブログに特化した検索エンジン